今回は、スポーツ障害でもよくみられる肉離れについて紹介します。
肉離れとは、
筋肉が引き伸ばされると同時に収縮するときに起こる筋肉の断裂です。
部分的もしくは完全に断裂した状態です。
例えば、ダッシュ。
ハムストリングス（太ももの裏の筋肉）はダッシュのとき収縮します。
しかし、走り出して、膝を伸ばすと、筋肉は引っ張られる状態になります。
この時に、引っ張られる筋力が収縮する筋力に負け、肉離れが起きます。
肉離れは、ハムストリングス、大腿四頭筋、下腿三頭筋に多く見られます。
肉離れを発症したときには、ぶちっという断裂音を感じることがあります。
また痛みを伴うことが多いです。
肉離れによる痛みには、
伸ばしたときの痛み（ストレッチ痛）
押したときの痛み（圧痛）
力を入れたときの痛み
があります。
また、完全に断裂した状態だと、安静にしていても痛みを感じる事があります。
肉離れでは患部に腫れやへこみ、また内出血を起こしている場合には
青くなる症状がみられることもあります。
肉離れを疑う症状になってしまった時の対処法は、
まずは、POLICE（ポリス）が基本です。
POLICEとは、
Protection（保護）
Optimal Loading（適切な負荷）
Ice（冷却）
Compression（圧迫）
Elevation（挙上）
です。
特に内出血を防ぐためにアイシングは重要です。
出血の範囲が広がってしまうと、血腫が増えてしまいます。
そのため血液が体内に吸収されるのに時間がかかり、
治るのが遅くなってしまいます。
しかし、アイシングのやりすぎにも注意です。
なぜかというと、患部を冷やしすぎると血流が滞り、
損傷した部分に血小板が不足してしまいます。
血小板とは、組織を修復する作用を持つ細胞のことです。
一定間隔でアイシングを中断して、
患部に血流を戻してあげるようにしてください。
台東区の蔵前・浅草・駒形・墨田区の両国エリアのくらまえ鍼灸整骨院では
患者さん一人一人の状態をしっかり伺った上で、
症状に合わせた治療方法患者さんと相談して決めていきます。
姿勢や骨盤、骨格からくる痛みや症状には痛みの刺激を
最小限に抑えたベッドを使った骨盤矯正や
深いところからの痛みや痺れ、関節の痛みなどには鍼灸治療を
手技治療で検査や状態を確認した上で行っていきます。
また、産後の骨盤の変化による身体の痛みが気になる方は産後調整も行っておりますので
お気軽にお問い合わせください！
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